丁度コロンビアが好きと言うブログを書いた次の日・・・
前日に泊まったヴィテルボの村からは都市のカリまでは、多少のアップダウンはあるにせよ川沿いを走るほぼフラットな道だったのさ
ずっと山道を苦労して走ってもんだから平地が嬉しくてさ
天気も気持ちよくてさ
おっちゃんがニコニコしてパイナップル売ってて
ビックリするくらい甘くてさ
この日もさ、手を振ってくれたり気持ちよく走ってたんさ
そしたら・・・
バシッて。
始め何がなんだかわかんなかった。
腰の辺りに何かが当たった。
え?え?
そしたらトラックの助手席からサトウキビが伸びてて、男がニヤニヤしてトラックが通り過ぎていく。
あぁ。俺あれで殴られたんだ
うだ~~~~~~~~
信じられん!!
いや、こういう話はよく聞くよ。物を投げられたとか、コーヒーかけられたとかさ。
でもさ、なに?これ?そんなことして楽しいわけ?あんた?
完全安全地帯のトラックから自転車乗りいじめて、金を取るわけでもなく、荷物を奪うわけでもなく、ただ叩いて。
しかも腰。無難な腰。しかもちょっとよれたトウキビで。
絶対怪我しない。通報されない。
最悪。根性なし。
まだ金に困っての強盗の方が救いがある。
暴力をただの快感に感じてしまっては、救いが無い。
本当に最悪。たち悪い。
って本当にムカついて本当に凹んだけど、実はこれを書こうか迷った。
やっぱり悪い事書くと、印象に残るから。
そのくせ当の本人は30分くらいで腹が立ったことなんてすぐ忘れてしまうから。笑
こんなこと遭ったという事実だけ。
さて、気を取り直して先へ進みましょう
食堂のおばちゃん。嫌な事があってもこういう笑顔をみればすぐ忘れる
いや、あんたわざわざそんなとこで行水しなくても・・・
なんかもうすごいよね。南米の標識。いつか特集くみたい
商店で休憩中ちょうど心さんの自転車がパンク
例の如くすぐ人が集まってくる。楽しいひと時
その後も平地を快調に走り僕等は
美人の産地。カリへとやってきた。
あぁやっぱ俺この国好きだ
399日目 Viterbo - Tulua 124キロ 標高1000→965
400日目 Tulua - Cali 101キロ 標高965→1010