ウユニ塩湖から帰ってきた翌日は、塩と土で汚染された自転車のメンテ
それにウユニの町の郊外にある列車の墓場に行ってきた
本来ウユニツアーに参加していく所だけど、近いので自転車で
誰も居ない哀愁漂う場所だった
その翌日、それぞれの目的地目指して出発
心・あずみ組みはトゥピサへ。僕等はポトシへと
まぁ僕等はバスですけどね。笑
ポトシは世界遺産にもなってる鉱山の都市。都市としては世界最高所の4040mにある。
こんなところに立派なスタジアムがあるけど、対外試合とか無敵だろうな
ポトシーナ。
南米にはその土地のビールはその土地の名前などがつく事が多い。
ラベルの下には世界一高いビール工場と書いてある。
ちなみに味薄い。少々鰹だし風味。笑
ちなみに今日はBBQチキン
世界遺産としての街並みも可愛いけど
この街の目当ては
鉱山セロ・リコ見学
普通に炭鉱夫が働いてる炭鉱に、完全防備で突っ込む
普通に働いてる所に行くので、炭鉱夫にお土産にいろいろ持ってくのが、このツアーの暗黙のルール
ちなみにこれはコカの葉っぱ。
通常お茶にして飲むけど、炭鉱夫はこれを口でクチャクチャして養分を吸う。
これをするとお腹も減らないし、疲れにくいという。
まぁ要するにコカインと一緒すわ。
さらに上にある練り物はハシシらしくこれと一緒に噛むと効果がより得られるという。
ちなみにガイドのおばちゃんもずっとクチャクチャやっていた。
当然ボリビアでは合法。つうかこんなキツイ仕事を押し付けてるから今更違法に出来ないんだろうな
僕もちょっと齧ってみたけど、合わなかった。お茶にすると美味しいけどね
で、アルコール
これをどうするのかと思いきや、ジュースと割って飲むらしい
なんとその度数96度。もはや酒ではない。業務用メチルアルコール
炭鉱の重労働は計り知れないから、こんなのを飲んでる人々を一概には悪くは言えない。
が、やっぱりちょっとやりすぎ
で、ダイナマイトなんかも普通に売ってる。
これニトログリセリン
スト中、封鎖されてる道を強行突破しようとしたらダイナマイト持って追いかけられたと聞いた事があるけど、なるほど納得
僕等は結局おばちゃんが適当にチョイスしてくれたのを購入
このツアーの異質具合ったらない。笑
そして炭鉱に着き
4300mの地下の世界へ
観光用の整備は一切なく、がちで仕事現場
しかもこんな所を入ってく。めっちゃ狭い
こういうおっちゃんにお土産を渡す
それにしても粉塵が酷い。暗いし空気が悪いしと2時間中にいただけでテンヤワンヤだった。
炭鉱の中で空気のパイプの上に鉱物が降り積もり、再び岩石になっていた。
こんな環境の中ずっと働いていたらそりゃ、寿命も短いはずだ
現に2時間でも肺がイガイガになった
ツアー終了。かなりハードなツアーだった
自分から申し込んだお気楽ツアーなのに、なんだこの一仕事終えた感は。笑
ちなみにこんな重労働で8時間食事も取らず、ただコカの葉を噛み続けて働いて得る賃金はたった一日3ドルだという
そんななか、お土産売りの少年は、
鉱物のセット、6個で20ボリ(約3ドル)だよ~!!
みんな炭鉱から出てきてテンションが上がってるのか、みんなアホみたいに買っていく。
重労働で得る3ドルしか生きるすべを持たない炭鉱夫と、観光客目当てに商売すれば3ドルなんてあっという間と知っている少年。
なんかちょっと胸が痛んだ
563日目 Uyuni
564日目 Uyuni - Potosi バス移動 212キロ 標高4040m
565日目 ~ 566日目 Potosi