ダハブでエチオピアに飛ぶチケットは押さえたので、カイロに戻ってから丸3日ほど時間があったけど、エチオピアビザを取ったり、残りの観光をしたりと精力的に動く3日間だった。
通常エチオピアに空路で飛ぶ場合、空港で1ヶ月ビザ(20ドル)をすぐ取れるけど、僕は3ヶ月ビザが欲しかったので、大使館に申請しにいった。
翌日発行で30ドル。マルチで取れるけどもよくシングルになっている事もあるので、No.Entriesの欄にMとなっているかを良く確認する事
その他観光は
イスラム地区のハンリーハーン
日用品・アクセサリー・お土産屋などがひしめき合う地域
その歴史は古く歩いてるだけでも楽しい。
詳しい説明は歩き方を返してしまったので省略
そしてそんなローカル色たっぷりな所を歩いた翌日は、エジプトの匂いが全くしない
一大ショッピングモールのシティスターズへ
すげぇ~~~~~!!!!
やれば出来るじゃ~~~ん!!!
実際こういうショッピングモールに来ても買うものってほとんどないんだけど、これからアフリカを下る前にこういう文明を感じるところに無性に来たくなるんだよな
スタバのグッズはその国の観光地が入っており、毎回買おうか迷うけど、当然無理なので諦める。
ピラミッドマグ欲しかったなぁ
モール内を歩いてると面白い案内表記があった
さて問題です。
一番左は何の標識でしょう?
はじめはわけが解らず笑っちゃったけど、
実はここお祈りのスペースだった
トルコから短い間だったけどイスラム文化圏を旅した。
日本で伝えられる危険で危ないイスラム教文化圏の中東とはかけ離れた印象の国々とその人々だった。
確かに観光地でよってくる輩はうざい奴等も多かったけど、土地の人は皆親切で優しくフレンドリーだったし、危険な雰囲気はほとんどなかったし、なによりモスクをはじめ、いたる場所で熱心に祈るイスラムの人々はとても美しかった。
31日にエチオピアに飛ぼうと深夜3時30分に出発のチケットを取った。
取った時は全く気づかなかったけど、よくよく考えたら30日の深夜に発たなければならない事に後で気づいた。危なかった。
だいぶ早いけど深夜になるとタクシーもふっかけてきそうだったので、9時前に空港へ向かう。50ポンド
カイロのタクシーは天井に荷台があるのも多いので、楽々積める。
北アフリカ・エジプト編
完
今回はクーデター後のエジプトを訪れたわけだけども、ブログをご覧の通り現時点では問題なく旅できます。むしろツタンカーメンマスクとかピラミッドの玄室とか普段観光客でごった返すポイントもガラスキでで観る事が出来るのでいいかもしれません。
ただ選挙後どうなるか解りませんし、僕の滞在時でも金曜のカイロの中心のタフリール広場では物凄いデモをやっているので、注意も必要だと思われます。
特にアメリカ大使館周辺では投石や発砲もあったので、気をつけてください。
自転車でのシナイ半島走行は情勢によりべトウィンが拉致をしたり、道路を封鎖したりするので現地の情報はしっかりして行って下さい。僕の走ったシナイ半島をグルっと周る国道は問題ありませんでした。
今回カイロから以下の理由で、スーダンを飛ばしエチオピアへ飛びます。
■走行ルートとなるナイル川沿岸の道路でテロが多く、現在自転車走行にはコンボイの護衛が必要だから
■既にスーダンの気温が40度近くになっており、800キロ近い無人地帯の砂漠の走行が困難と思われたから。
(バスや電車を使う手もあったけど)
■自走した場合、エチオピアに入るときには大雨期にあたるから。
などなどです。
スーダンはなにもない砂漠地帯だけど、イスラム国家であるスーダン人は本当に人がいいというので、出来れば走りたかったけど諦めました。
今後の予定は2週間ほどエチオピアの南部を詩織とバックパックで周り、その後北部を自転車で周遊してきます。
治安と道路の悪さ、大雨期を考慮した結果、エチオピア~ケニアは再び空路を使い大雨期が終わり乾期が始まる6月の頭を目処にケニアのナイロビから南アフリカまで、自走します。
アフリカは自走にこだわらず、危ない地域は飛行機やバスを駆使していきます。
まぁアフリカに限らず、いつものスタイルですけどね
そんなわけで、次回から東アフリカ編をお届けします。