こんにちは。
今日は、クッカーについて考えてみます。
クッカーは本当にそれぞれのシーンによって選び方は違ってくるかと
思います。
持ち運びを考えたクッカーの素材は大きく分けて、3つ。
アルミ・ステンレス・チタンです。
それぞれ違った特徴があり最近の主流はやはり軽量のチタンですかね。
今回は僕が旅で使っていたアルミのクッカーにスポットを当てて書いていきたいと
思います。
アルミクッカー MSRブラックライト
僕が旅に出るときに購入したのは、
MSRのブラックライトというアルミのクッカーでした。(現在廃盤)
内容は2リットルと1.5リットルの鍋が二つ。フライパンが一つ。
それに鍋とフライパンで共通で使えるハンドルでした。
それに鍋を保護する帆布とクッカーを入れる半分メッシュの袋でした。
アルミで2リットルと1.5リットルの鍋が付いてくるので、
チタンに比べると重量はあります。
アウトドアでは大きめの鍋を
ただ、自転車旅に限らずアウトドアでご飯をしっかりと作りたいのであれば、
大きめの鍋をお勧めします。
僕は一人旅を想定してこの大きさを買ったのですが、
とにかく体を使うアウトドアではよく食べます。
お昼のラーメンも一気に2~3袋作っていましたし、
パスタも一気に2食分つくり、1食はタッパーに入れてお弁当にしていました。
とにかく大量に作ることが多いので、長期旅行でご飯をしっかりと作りたいと
考えている方は、大きめの鍋を選ぶことをおススメします。
また結果的に、妻と走っていた期間も2人でも余裕で使える大きさでした。
アルミの特徴
最大の特徴は、
熱伝導率が良く鍋全体が温まるので、炊飯や調理にぴったりという事。
一方のチタンは、
熱伝導率が悪く、火があたっている所が局部的に熱くなるので
炊飯や調理には向きません。
重量を考慮しても、十分すぎるメリットですね。
ただチタンは、登山や、お湯を沸かすだけで作れる
パスタやラーメンしか食べないという方だったらおすすめです。
ですが、やはり肉や、米を炊きたいという方には、アルミのクッカーが
楽に調理出来ますよ。
とはいえ人気のチタンのクッカー
それでは、自炊が好きな日本人サイクリストはみな
アルミのクッカーだったかと言われると、答えはNOです。
むしろほとんどのサイクリストがチタンのクッカーを使っていました。
やはり軽量は大きな魅力です。
では、チタンのクッカーの人たちは全然炊飯をしなかったか
というと、これもNOですね。
チタンのクッカーを持っている人は、
バーナーを火力調整できるタイプを選んでいました。
MSRのガソリンバーナーで言うとドラゴンフライですね。
火力をうまく調整して、うまく調理していました。
それでは、ドラゴンフライとチタンが最強か。と言われると、
ドラゴンフライの重量が僕の使っていた
MSRのウィスパーライトインターナショナルより重たいので、
トータル的には
チタン + ドラゴンフライ
でも
アルミ + ウィスパーライトインターナショナル
でも、トータル的な重量はそこまで変わらないのではないかと思います。
登山など軽量を突き詰めるならチタンのクッカーを
調理をしっかりとしたいのであればアルミのクッカーを選ぶと
間違いはないと思います。