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自転車で世界一周した父が、家族のために気軽なアウトドアに奔走します。

世界一周で6年間使用のMSR ウィスパーライトインターナショナルの魅力

こんにちは。ひるまです。

 

今日は海外ツーリングの定番MSRのガソリンストーブ

ウィスパーライトインターナショナルについてです。

 

 

MSRのガソリンストーブとは

世界中で使用されているガソリンストーブの大定番です。

ガソリンストーブは、MSR以外でももちろん色々なメーカーで

出ており、近年その機能もかなり向上していますが、

 

世界ではまだまだMSRの信頼が高いですね。

 

ガソリンストーブを使っている人の殆どがMSRを使っていました。

 

今日はそんなMSRのガソリンストーブのスペックや特徴を

使用した感想と共に書いていきます。

 

 

ウィスパーライトインターナショナル

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MSRの中でも一番のロングセラーで大定番なのが

ウィスパーライトインターナショナルになります。

 

高地でも出力が衰えることなく使え、

コンパクトで静かな燃焼音が特徴です。

 

火力調整は出来ないですが、火力は強いので

あまり自炊にこだわりのない欧米人に人気がありました。

(自炊はパスタを茹でるくらいしかしないなど)

 

逆に日本人は自炊にこだわる人が多いので、火力調整のできる

ドラゴンフライなどが人気でした。

 

基本スペック

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◆サイズ(五徳l経)     :     Φ190mm
◆高さ            :    90mm
◆収納時           :    150×90×90mm
◆燃焼時間(600mlあたり)   :     ホワイトガソリン 110分、   灯油 155分
◆1リットルが湧くまでの時間:  ホワイトガソリン 3.5分、灯油4.4分                                                  

◆使用可能燃料        :       ホワイトガソリン、
                       無鉛ガソリン(レギュラーガソリン)
                       灯油

 

 

ボトルは3種類の大きさ

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MSRには3種類の燃料ボトルがあります。

  • 11オンス(325ml)
  • 20オンス(590ml)
  • 30オンス(887ml)

大きさのみの違いになりますので、

使用する状況によって選んでください。

 

自炊をしっかりとするとか、海外旅なら30オンスを

国内なら20オンスや、数日のキャンプであれば、小型の11オンスなどが

いいかもですね。

 

 

魅力 ① 取説が分かりやすい

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MSRの取説はとてもわかりやすいんです。

 

そして更に

複数の言語の取説が入っているので、どこの国で購入しても

すぐに使い方を把握できるのは嬉しいですね。

当然日本語の取説も入っています。

 

ガソリンストーブはプレヒートなど特殊な工程があり、

取り扱い自体も少し難しいのですが、

取説の文章と図がシンプルで分かりやすく

読めば誰でも簡単に理解できます。

 

それはリペアパーツの交換や修理にも共通で

誰でも一目見れば扱える取説になっています。

 

小さい事ですが、

MSRの大好きな魅力の一つです。

 

魅力 ② 世界中で使える

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無鉛ガソリン(レギュラーガソリン)でも使えるので、

世界中で使用できるのが最大の魅力です。

 

どんな辺境の地でも人が住んでいれば道路はあるし

車もあります。

 

集落にガソリンスタンドがなくても、

ガソリンを探していると伝えると

「〇〇さんの家で売っているよ」と教えてもらい

尋ねたこともありました。

 

もちろん何百キロと続く無人地帯や、登山などでは

補給できませんので、その時は調整して使います。

 

特徴 ③ シンプルな構造

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無鉛ガソリンを使うと煤(すす)が出ます。

その煤が目詰まりを起こして使えなくなる事が

ガソリンストーブの場合とても多いんです。

 

ただこのウィスパーライトインターナショナルは

構造がとてもシンプルに出来ています。

こんなにシンプルでは簡単に他のメーカーに真似をされてしまうのでは

ないかと心配になるほどです。

 

ですが、このシンプルな構造のおかげで日常的に

煤を取り除くことが出来て世界一周の様な長期にわたる旅でも

ずっと使い続けることが出来ます。

 

 

魅力 ④ リペアパーツが充実

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リペアパーツが充実しているのも魅力の一つです。

いくら大切にメンテナンスをしながら使っていても

無鉛ガソリンを使っていると必ず不具合が出てきます。

 

MSRの場合それを見越しリペアパーツが充実しており、

さらに構造がシンプルなおかげで

無人地帯の荒野でも簡単にトラブルに対処できます。

 

よく破損したパーツ

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私の使い方が良くなかったのか、

一か所だけ何度も変えたパーツがあります。

 

それは燃料ポンプと呼ばれるパーツのポンプカップという部分。

これはポンピングをして燃料ボトル内の圧力を高めるパーツなのですが

ゴムのリングが破損して何度も交換しました。

 

一度無人地帯で予備も使い切ってしまった時があり

本当に焦りました。

その時は圧が漏れないように絶縁テープでポンプカップ部分を

きつく巻いてグリスを塗って、

なんとかボトル内の圧を少しだけ高めることが出来て、使用する事が出来ました。

 

パーツとしては数百円のものなので、予備を多めに持つのをお勧めします。

 

まとめ

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6年間ほぼ毎日のようにハードに使っていましたが、

大きなトラブルは一度もなかったのは、流石の一言です。

 

コンパクトで、高火力、燃焼音も静かなので

特に登山などには向いています。

 

火力調整は出来ないで、

キャンプツーリングなどでは

 火力調整のできる

ドラゴンフライなどがもおすすめです。

 

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