こんにちは。
以前の記事で、
自転車世界一周にはガソリンバーナーがいいですよ。
と書かせていただきました。
理由は、世界中で燃料となるガソリンを補給できるから。
(ガソリンの取り扱いは年々厳しくなっているので今後わかりませんが)
では、一方
もしもシングルバーナーしか持たないで世界一周は出来るかどうかを
考えてみたいと思います。
シングルバーナーのみで世界一周は出来るのか?
私は以前飛行機でMSRのガソリンバーナーを没収されてしまったことがあり、
アフリカをガスバーナーのみで旅をしたので、
その経験を世界に広げて考えてみようと思います。
海外ではOD缶。CB缶はぼぼありません。
ガス缶は
OD缶(アウトドア缶)
CB缶(カセットボンベ)
の2つに分類されますが、日本では大活躍するCB缶は海外では
私は見たことがありません。
3種類のOD缶に対応するガスバーナーを手に入れる必要があります。
日本で見るOD缶のガスバーナーにはねじ山が切ってあり、着脱が容易なタイプが
ほとんどですが、
海外では、針で刺してずっと取り付けて使うタイプや、
つまみを引き上げてカチッと止めるタイプなど、
大きく分けて3タイプに分かれます。
どこの都市にどのタイプのガスが置いてあるかわからないので
結局3種類のバーナーを手に入れる必要があります。
ナイロビで手に入ったのはふたつのバーナーでした。
意外と先進国以外でも売っています。
登山やアウトドアなどの観光に力を入れている国も多く
売っている数は多くないですが、首都や観光の拠点となっているような
町では、なんとかOD缶は手に入ります。
OD缶探しは難易度の高いミッション
首都に着くとまずOD缶を探します。
聞き込みから念入りにしないと見つからない難易度の高いミッションです。
観光案内所などで聞いても的外れ回答が返ってくる事があるので、
私は、欧米人経営のホステルのアウトドア好きそうな従業員に聞いていました。
首都や観光拠点の町には、大体欧米人経営のホステルがあります。
OD缶が見つかったら、大量に購入します。
次いつ手に入るかわからないので、持てる限りの量の缶を購入します。
コンパクトで軽いというのが売りのシングルバーナーで
かさばるは重いわで散々ですが、背に腹は代えられません。
結論
シングルバーナーでも世界一周は出来ると思います。
北米 ◎
中米 △
南米 〇
ヨーロッパ ◎
アフリカ 〇
アジア 不明
以上がOD缶の入手のし易さの印象です。
もっとも手に入りにくそうなアフリカでシングルバーナーで
旅が出来たので、恐らく世界一周も可能だと思われます。
ただし、在庫を抱えたり、探し回ったりと大変ですので、
やはり世界一周であればガソリンバーナーの方が楽だと思います。
シングルバーナーのメリット
世界一周のメインと考えるとすこし心もとないですが、
海外でもサブとして一つ持っておくと、非常に重宝します。
扱いがとにかく楽
日本だと当たり前ですが、プレヒートなしで着火できる
ガスバーナーの機動力と言ったらもう素晴らしいの一言ですよね。
峠で、サッとコーヒーを淹れれるなんて最高でした。
宿でも料理できる。
これもガソリンバーナーでは考えられない事ですね。
町に着くとどうしても、栄養が偏るんですよね。
野菜や米や日本食をがっつり作って食べられるのは素晴らしかったです。
メインで使うのはお勧めしませんが
サブとして持つなら最高です。