こんにちは。ひるまです。
今日は最高の革サドルの投稿です。
お尻の痛さに悩まれている方は是非読んでみてください。
革サドル BROOKS ブルックス
BROOKS ブルックス
ブルックスは150年を超える伝統のブリティッシュブランドです。
もとは馬の鞍や皮革製品を扱う会社でしたが、
1882年に革新的なサドルの特許を出願します。
以来多くのサイクリストに愛用されていますが、
特に世界を走る旅サイクリストからも
絶大な支持を集めています。
どのサドルを選ぶ?
ブルックスには様々なサドルが取り揃えらえていますが、
選び方も詳しく載っています。
(こんな表があるなんて私は知りませんでした。笑)
どれくらいの前傾姿勢を取れるかで選ぶサドルが決まります。
例えばスポーツバイクなら表の一番上の45度のラインナップから選びます。
ツーリングバイクなら真ん中の60度前後のラインナップがぴったりと合います。
この表を見るとツーリングなら「B17」か「FLYER」のどちらかが良いようです。
バネなし?バネあり?
ツーリングの表で見ると
B17はバネなし、FLYERはバネがついています。
私はバネなしのB17しか使った事はありませんが、
個人的にはバネなしでも問題ありませんでしたし、
世界で出会ったサイクリストも殆どバネなしのサドルでした。
ただこれは好みの問題なので、
よりクッション性が欲しいという方はバネ付きのFLYERを選ぶのが
良いと思います。
ブルックスの4つの仕様
ブルックスで自分にあったサドルが決まったら今度は4つの仕様から選びます。
仕様は以下の種類があります
- STNDARD
- CARVED
- SOFTENED
- SPECIAL
STSNDARDの特徴
名前の通り一番スタンダードなモデルになります。
初めは硬いサドルに感じますが、乗り続けることによって
革を馴染ませ、自分のお尻の骨盤にぴったりと合う
世界に一つだけのサドルに成長をし続けます。
CARVEDの特徴
穴あきモデルです。
レザーのしなりを体感できるように
サドルの真ん中に穴が開いています。
スタンダードよりも柔らかく
お尻に馴染むまでの時間も短いです。
SOFTENEDの特徴
エイジド加工 ソフトモデル
押すだけで柔らかさの違いが体感できるほど、
柔らかい革を使っています。
とにかくお尻が痛くて早く快適なサドルが欲しい!!
という人におススメです。
SPECIALの特徴
職人の手打ちによる銅鋲仕様。
手作業で仕上げを施したスペシャルモデルです。
スタンダードモデルと価格差は5000円程度。
とにかくこだわりたい人に。
SHORTとは
ツーリングモデルのB17とFLYERには、
「SHORT」があります。
これは基本的には女性用になります。
先端が3センチほど短くなっています。
お好みでお選びください。
スタンダードの魅力
私はB17のスタンダードを使っていました。
乗り始めはその硬いサドルに驚きましたが、
それでも革の独特のしなりがお尻を支えてくれる感覚は
初めからありました。
更に毎日乗る事によって、
自分の骨盤にめちゃくちゃフィットして全く痛くない
サドルになりました。
感触も色も艶々になってきて、とても愛着が湧きます。
個人の好みで仕様などは選べばいいと思いますが、
もしどのサドルにすればいいか決められない場合は、
ツーリング目的ならば
このB17 のスタンダードが一番おススメです。
雨の日は?
革サドルなので、本来であれば雨は厳禁です。
BROOKSにも雨でも大丈夫な天然ゴムを使用したCAMBIUMという
雨に濡れても問題ないモデルもありますが、
せっかくのBROOKSならば革のサドルを育てる方が良いですよね。
私は雨の日にはカバーをして乗っていましたが、
サドルが完全にビショビショになってしまった事は
一度や二度ではありません。
ですが、しっかり乾燥させた後にオイルを塗る事で
品質をキープしていました。
BROOKSに専用オイルがあるのでそれを使うのが当然ベストですが、
私は持っていなかったので、日本でも海外でも安価で手に入る
ミンクオイルで代用していました。