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自転車で世界一周した父が、家族のために気軽なアウトドアに奔走します。

レギュラーガソリンが使えるMSRウィスパーライトインターナショナル

こんにちは、ひるまです。

 

今日はガソリンバーナーの

MSRウィスパーライトインターナショナルについてです。

 

 

レギュラーガソリンが使えるガソリンバーナー

MSRウィスパーライトインターナショナル

レギュラーガソリンが使えるガソリンバーナーはいつかメーカーがあり、

コールマンや新富士バーナーのSOTOそれにMSRなどです。

 

MSRでも私の使っていたウィスパーライトインターナショナルの他に

ドラゴンフライ、最近ではXGK EXというバーナーがレギュラーガソリンにも対応しています。

 

コールマンや新富士バーナーを使ったことはありませんが、

 

世界を旅する自転車乗りの殆どはMSRを使ってましたので、

今回の記事も私の使っていた

ウィスパーライトインターナショナルの感想を書かせていただきます。

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レギュラーガソリンの使用について

まずそもそも、ここ心配ですよね。

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基本的に海外ではセルフでも有人でも問題なく給油する事が出来ました。

 

国によってはペットボトルで量り売りなんて国もあるくらいでした。

 

使用目的を聞かれることもありましたが、

自転車を指さして、自転車で旅していることを伝え

携行ボトルに英語で書いてある注意事項を読んでもらい

バーナーで使用できることを確認してもらいました。

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日本では、事件や事故により一昔前より消防法が厳しくなっています。

セルフでは給油できなかったり、本人確認や使用目的の確認が

義務付けられているなど、

とにかく、ガソリンスタンドの店員さんに確認し

指示に従いましょう。

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ガソリンは揮発性が高いので、取り扱いには細心の注意が必要です。

 

海外でのレギュラーガソリンの呼び方

旅に出る前は

 

「レギュラーガソリン」という呼び名は世界共通なのかと思っていました

 

だけど、違うんですね。

 

世界一周のスタート地であるアラスカのガソリンスタンドには

どこをみてもレギュラーガソリンなんて書いていませんでした。

 

それもそのはず、

アメリカをはじめ殆どの国ではレギュラーガソリンの事を

 

「Unleaed(無鉛ガソリン)」と表記します

 

今だったらどこでもネット環境が整っているので、

調べればすぐにわかる話なのですが、当時は四苦八苦しました。

 

レギュラーガソリンを使う弊害

世界中で安価に手に入るレギュラーガソリン。

 

とても便利で有難いですが、ひとつ大きな弊害があります。それは

 

とにかく煤(すす)が出る事です

 

ガソリンバーナーはプレヒートという機器自体を熱するという

作業が必要になります。

(最近は不要になっているのもあるそうです)

 

このプレヒートが不完全燃焼で大量の煤を吐き出します。

 

ピカピカの新品が一発で煤まみれになるレベルです。

 

ちゃんとクリーニングしてしまっておいた

MSRも少しいじっただけで、積年溜まった煤が手についてしまいました。

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これは野宿などで手を洗えない状況では結構なデメリットなんです。

 

プレヒートの様子です。

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結構炎があがり、炎が小さくなったら、完全燃焼の炎に変えます。

 

カバーも煤で真っ黒です。

 

MSRはメンテナンスやクリーニングが非常に楽!

先ほどプレヒートが不要の機器があると書きましたが、

ではなぜ真っ黒になるMSRを使うのかというと

メンテナンスがとても楽なんです。

 

レギュラーガソリンから出る煤は、そのまま目詰まりに繋がります。

ただMSRはメンテナンスが非常に楽で簡単な工具だけで、

バラバラにできます。

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またリペアキットも充実しているので、消耗品の交換も容易です。

 

実際に無人地帯など、不具合が起きても

ほぼほぼその場で、修理や交換が出来たので、非常にアドバンテージでした。

 

 

詰まりやすい噴出口の掃除は本体を振るだけ

ガソリンが噴出する小さな穴があるのですが、非常に小さな穴の為

よく詰まりやすいんですよね。

ただこのMSRは噴出口の中に針(ニードル)が入っており、

本体を振ればカタカタと音がしてニードルが噴出口を掃除してくれます。

 
灯油やディーゼルでも◎

ウィスパーライトインターナショナルはホワイトガソリンとレギュラーガソリンと

灯油しか使えませんが、

ドラゴンフライなどはディーゼルでも使えます。

 

ただジェットというパーツを交換する必要があるので、

それだけは注意が必要です。

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飛行機では没収されるかも

本来であれば、分解洗浄を完全乾燥をすれば

飛行機にも載せられます。

私も何度もそうやって飛行機に乗せてきましたが、

一度だけ、どれだけ戦っても埒が明かず泣く泣く没収されてしまった

国があります。それは

 

日本です

 

丁寧かつ事務的に持ち込み不可は覆りませんでした。

自国なのに非常に悔しい思いをしました。

 

まとめ

海外の遠征などでは非常に効力を発揮するガソリンバーナーですが、

日本ではほぼレギュラーガソリンを使うメリットはないかと思われます。

 

ただホワイトガソリンに比べて安価なので、

そういった人にはいいかもですが、やはり結構煤は大変です。

 

ただ、レギュラーガソリンではなくても

あのガソリンの燃焼音ってたまらないんですよね。

 

そしてやはりMSRのガソリンバーナーは信頼と実績があり素晴らしいガソリンバーナーです。

 

それでは。

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