こんにちは。ひるまです。
今日は海外で私が実際にやっていた暑さ対策への工夫を記事にします。
海外でやった暑さ対策の工夫
若干上げる季節を間違えましたが、
まだまだ暑い日もあると思われ
熱中症の心配もありますのでよかったらご参考までに
熱中症対策の基本
熱中症対策の基本として、
保冷剤や氷などで体を冷やして、こまめな休憩やこまめな水分補給と塩分補給が
重要になってきます。
特に塩分補給には気を付けていました。
海外で手軽に買える行動食は圧倒的に甘いものが多いからです。
定期的に食塩をなめていました。
ただ海外の荒野では、体を簡単に冷やせなかったり、
こまめに休憩をしていたら、なかなか地獄の様な荒野を抜け出せなかったりするので
多少のリスクを背負ってでも、前に進む必要がありました。
そこで、荒野でも出来る限りの熱中症対策を考えて実践していました。
モンベル ハットスクリーン
防止に装着して効果的に日差しを遮れるモンベルのハットスクリーンを
ヘルメットに付けていました。
自転車では特に無防備になる首筋への強烈な日差しを遮ってくれる優れもの。
UVカット効果はもちろん通気性もいいので
涼しくて快適で邪魔になりませんでした
色々な色やタイプがありますので、気に入ったのを選ぶといいですよ。
私はヒモを切ってヘルメット結びなおして使っていました。
長袖やアームカバーを着用
湿度のある日本の夏は半袖の方が涼しいですが、
砂漠の様に乾燥して暑い地域だと、半袖よりも長袖の方が涼しく感じます。
アラブや中東でガラベイヤと呼ばれる民族衣装がありますが
あのイメージです。
涼しそうなので現地で買おうか相当悩みました。
話しは戻り
私は長袖でしたが、妻はアームカバーを使用しており快適そうでした。
日焼け対策にも役に立ちます。
気化熱を利用する
乾燥した地域では、水場があれば出来るだけ水を浴びていました。
水の冷たさで体が冷えるのと
ビショビショのまま走ると、乾燥した空気で一気に乾くので
気化熱で涼しく感じます。
あっという間に乾いてしまいますが。。。
暑い地域では水浴び用のボトルを用意していました。
ボトルに布を巻く
気休めと言ってはそれまでですが、
ボトルに布を巻くだけでも温まり方が穏やかになります。
(なる気がします)
強烈な直射日光を遮るのと、
水場や水道があると、布を濡らしていました。
布を濡らすことで、こちらも気化熱効果を得て
ほんの少しだけ冷たくなった気がしていました。
夏用のネックゲーター
ネックゲーターも使用していました。
日差しから首を守ってくれる優れもの。
冷感機能を備えたものがなお良いですね。
私は普通のメッシュ素材でしたが、それでもしている時としていない時の
差は歴然でした。
濡らして首に巻くのも効果的ですよね。
当時は砂埃や排気ガス対策にも大いに役立ちましたが
今はコロナの飛沫防止にも一役買いそうですね。
ちなみに肌寒い季節にもネックゲーターは有効なので
結構長い季節に使えるのも魅力なんですよね。
宿では氷を作る
キッチン付きの宿ではペットボトルやナルゲンを凍らせて
持ち運びました。
もちろん瞬く間に溶けていきますが、
それでも冷たい水を荒野で飲めて体を冷やせるのは
生き返る気持ちになります。
ステンレスサーモボトルで冷たい水を
全ての水は無理ですが、私は500mlのステンレスサーモボトルを
ダウンチューブに付けていました。
商店で2リットルくらいの冷たい水を買って、ステンレスサーモボトルに入れて
残りを冷たいまま飲み、飲み切れなかった分を他のボトルに入れていました。
たった500mlですが、冷たい水があるかないかでは、
精神的にも大きな違いです
メッシュテントを仕様
暑い地域ではメッシュテントも有効です
特に日本の様な湿度のある夏のキャンプでは熱中症の
危険性も高まります。
使っていたのはアライテントのカヤライズ2で、
フライシートとポールは同じアライテントのエアライズ2と
同じなので使いまわせます。
これはフレーム付きのカヤライズです。
早朝に走り昼休憩を長くとる
乾燥している地域だと日中暑くても、朝晩は涼しいくらいの気温になるので
出来るだけ早朝に出発していました。
日陰を見つけては長めに休憩を取るようにしていました。
特に真夏のトルクメニスタン走行などは日没後と日の出前に
どれくらい距離を稼げるかが勝負でした。
まとめ
熱中症対策は体を冷やしこまめな水分補給とこまめな休憩が基本となります。
近年では異常な暑さが続いていますので、
熱中症の危険があるときは運動を控えることも考えるべきだと思います。
そのうえで、
海外では出来る限りの工夫をして乗り切りました。
荒野で熱中症になると、本当に死がリアルになりますので
熱中症対策は出来る限りしましょう。