こんにちは。ひるまです。
今日はゴアテックスのシングルウォールテントの記事です。
よろしくお願いします。
PAINE(パイネ)ゴアライト
ゴアライトとは、PAINEが出していたゴアテックス素材の
シングルウォールテントです。
2009年に旅に出た当時、使っていたテントです。
シングルウォールの非常に優秀なテントだったのですが、
なんと2018年にゴアテックスのテントは各社とも廃盤となたとの事!
驚きました。
廃盤になった理由は後で書くとして、
ゴアテックスのシングルウォールテントには
どんな特徴があったかなどをお伝えして
今後のテント選びの参考にしていただければなと思います。
シングルウォールの特徴
そもそもテントにはシングルウォールとダブルウォールの
二つの種類に分けられます。
シングルウォールとは テント自体が防水加工になっており、
フライシートがなくても使えるテントになります。
シングルウォールのメリットとして
🔶 フライシートが無くてもそのまま使える
🔶 コンパクトになる
という2点です。
これは雨や風など悪天候時の設営などに効果を発揮します。
フライシートが無くても雨が浸み込んでこないので
テントを設営して中に入ってしまえば、雨に濡れるのを最小限に留められます。
暴風時もフライを張らなくていいと思うだけで楽ですよね。
軽量化に関しては
一昔前では、軽量化がと言えばシングルウォールという感じでしたが
今はダブルウォールテントもかなり軽量化になっていますので
そこまでの特徴とまでは言えません。
ただフライシートを持たなくてもいい分
バックに余裕が生まれるのは大きなメリットだと思います。
ダブルウォールの特徴
ダブルウォールテントの特徴も振り返ります。
ダブルウォールとは防水ではないテント本体と、防水のフライシートの
2重構造のテントになります。
シングルウォールと違いフライシートの分の荷物は増えるわけですが
その分のメリットはあります。
それは
🔶 結露に強い事
🔶 フライシートで前室が作れる
の2点です。
もっとも大きいメリットとして『前室』が作れるという事ですが
『前室』
とはテントとフライシートの間に出来る空間の事で、
靴や荷物を置いたり、雨の時でも濡れずに料理が出来たりと、
とても便利な空間なんです。
という点です。
結露は外側のフライシートにつくので、テント内はそこまで気になりません。
結露は外側のフライシートに付着するので、中のテントにはそこまで
結露が出来ないという訳なんです。
裏を返せば、シングルウォールのデメリットが
結露ができやすいという事なんですが、
そのデメリットを補うのがゴアテックスの
シングルウォールテントだったのですが、、、
現在惜しまれつつも廃盤になっていしまいました。
ゴアテックスのシングルウォールが廃盤になったわけ
シングルウォールの結露問題を解決するのにゴアテックスが
ベストであったと考えます。
ですが2018年にGORE-TEX社がシングルウォール用の
ゴアテックスの素材提供を中止したためです。
可燃性の高さの為?とも言われています。
PAINE ゴアライト
最後にPAINEのゴアライトはどんな点とだったかご紹介します。
非常に軽量で、シングルウォールの強み通り設営がとても楽なんです。
片側が袋構造になっており、スリーブにポールを通すだけで、
設営できるので設営時一歩も動かずにその場で設営できる
構造でした。
まとめ
現在ゴアテックスのシングルウォールは
各社廃盤になっていますが、
独自の防水浸透生地を使い販売されています。
メリットも多いシングルウォールは登山などには最適ですが、
快適さを求めるのであれば、
やはりダブルウォールだと思います。
長旅になる自転車旅では特に快適さはとても重要です。
私は結局ゴアライトにほとんどの場合フライシートを使い
前室を確保していました。
まったくシングルウォールの意味なしですね。笑
旅の準備中は荷物を極力減らすストイックなイメージでしたが、
いざ旅をしてみると、快適性が重要だと思いました。